プロ野球からアマチュア野球まで、野球を縦横無尽に語ろう

7月11日(木)

◇第10日 7月11日(木曜日)

 朝6時に起き、7時30分にチェックアウト。今日帰国する南雲さんをホテルの前から見送り、私もじきに来たTAXIに乗ってニューロンドンまで行く。ニューロンドンから8時45分発のボストン行きグレイハウンドに乗って、初めての一人旅にワクワクする。

 11時30分にボストン着。TAXIで今日からの相棒、福田豊さんの待っているはずのホテルへ直行するが……いない。どこを探してもいない。1時間ほどすると、晴れ晴れとした顔で福田さん入場。レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークを見てきたとのこと。おいおいおい、勘弁してくれよと、早速泣きを入れる。

 近くのイタリアンレストランでパスタとビールで昼食をすませ、Red Line(地下鉄)でバスターミナルのあるサウスストリートまで行く。14時15分発のハイアニス行きのバスに乗り、ケープコッドのホテル、ラマダインに到着。2階建てのリゾート型ホテルで、周囲にはマーケット、レストラン、ファーストフードなどが立ち並び、ノーウィッチとはだいぶ様子が異なる。

 17時過ぎにTAXIに乗ってマキオンフィールドへ。ドライバーのジョニーが好人物で、陽気に話しかけてくる。これに福田さんが積極的に応対し、友好的な雰囲気を作る。さすがは30歳代でデスクを務めるだけあると感心するが、このくらいは序の口だった。

 球場に到着すると「取材してきま~す」と言って席を立ち、帰ってくると「プレジデントと知り合いになりましたよ」と嬉しそうに話す。前日までの苦労が遠い昔のことのように思えてくる。

  この日の両チームのスターティングメンバー

ハイアニス・メッツハーウィッチ・マリナーズ
(7)Putnam,Danny(7)Snavely,Chris
(4)Green,Brandon(6)Tucker,Jonahtan
(2)Garko,Ryan(5)Festa,Tony
(D)Fox,Adam(9)Goleski,Ryan
(5)Griffin,Mike(D)McCann,Brad
(3)Sorenson,Logan(8)Brinkley,Dante
(8)Harrison,Ben(3)Bergeron,Jabe
(9)Niefer,Justin(2)Johnson,Dale
(6)Pena,Omar(4)Kitch,Denver
(1)Hahn,Corey(1)Schwartz,Josh

 説明が遅くなったが、ここケープコッドはマサチューセッツ州南東部にある岬で、ボストンからバスを使えば、私たちが宿泊するハイアニスまで約2時間かかる。ここを舞台に7~8月にかけて行われるのが、大学生のサマーリーグ「ケープコッドリーグ」である。

 その起源は、1885(明治18)年までさかのぼる。この頃、日本では一高が台頭する以前、新橋アスレチックスが強かった時代で、正岡子規が野球に熱中する2年前と言えば、その歴史の古さが想像できると思う。

 日本人に「サマーリーグ」と言っても、ピンとこないだろう。たとえば「ハイアニス・メッツ」というチームには選手が21人いて、内訳はスタンフォード大学の学生が4人、ウイチタ州立大学の学生が2人で、あとは各大学から1人ずつ選出というように、寄り合い所帯で構成されている。

 アメリカ全土でさまざまなサマーリーグが行われているが、その実力が最も高いのがケープコッドリーグで、同リーグ出身のメジャーリーガーにはC・ビジオ、J・コーナイン、J・ジアンビ、J・ケントなどがいる。

 日本人になじみのある選手では、ジョン・ワズディン(元巨人)、アンディ・シーツ(元広島など)も、ケープコッドリーグでプレーしたことがある。午後19時でも夕方前の16時くらいの明るさで、照明はついていない。

 20時頃にゲームが終了し、ジョニーに頼まれたドライバーが約束した時間に現われて、ホテルへ直帰。夕食はイタリアンレストラン「オリーブガーデン」でピザ、チキン、シーフード料理に、白ワイン、赤ワインで口を湿らす。

 ウエイトレスのノーマがいい娘で、話が弾んだ。黒人の血が混じる18歳の女の子で、コミュニティカレッジに在籍し、バイトを2つ掛け持ちしているらしい。

 22時過ぎに店を出て、ガソリンスタンド近くの酒屋でバドワイザー(ビール)6本とポテトチップスを買う。ホテルに帰ってビール1本ずつ飲んで就寝。今日は楽しかった。

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