プロ野球からアマチュア野球まで、野球を縦横無尽に語ろう

7月4日(木)

◇第3日 7月4日(木曜日)

 日米大学野球選手権の最終戦を見るため、朝6時10分前にホテルを出て、グレイハウンド・ターミナルへ向かう。

 そこで、フィラデルフィア経由トレントン行きの乗り場はどこか尋ねるが、無視される。定刻の6時20分になってもバスが来ず、不安になって「ここでいいのか」再度聞くが、やはり無視される。英語が話せたらどういう展開になっていたのか非常に興味がある。

 グレイハウンド専用のPASSは既に日本(HIS)で買い求めていた。それが使えるか念のためチケットカウンターの女性に聞くと、ドライバーのところに持っていけと言う。バスが来たのでドライバーのところへ持っていくと、チケットカウンターへ行けと言う。

「tichet counter lady say,this pass OK!」――この魂の叫びに敵はパスポートを見せろと言う。見せると、ようやく納得した様子で、乗っていいとアゴをしゃくる。腹が立ってもどうしようもない。こういう対応をいろんなところでされた。

 フィラデルフィアへ着き、時刻表を見る。乗り継ぎのバスの発車まで3時間待ち。じっとしていても仕方ないのでターミナル内を歩き、自販機の挿入口に紙幣を入れるが飲み込んでくれない。コインロッカーも使用不可。どうして?

 食物を得るため近くの中華街へ行き、ソーセージパンとコーラを買い求めて意気揚々とターミナルに戻ると、あんなにいた人がいなくなっていた。南雲さんに聞くと、爆弾騒ぎがあって皆、避難したらしい。アメリカらしいと思った。

 ここで待っているよりアムトラックで移動したほうがいい――どちらが言い出したのかそういうことになって街中を歩き出すが、遠そうなのと暑いのとで、15分ぐらい歩いたところでグレイハウンド・ターミナルへ引き返す。

 ひと息つく間もなく、Dバッグのファスナーが開いていると指摘され、中身を調べてみるとレンタルの携帯充電器がない。慌てて、来た道を引き返して探すが、どこにもない。珍道中なんてもんじゃない。自分のバカさ加減に腹が立つ。

 バスでトレントンへ向かう。前の座席で泣きじゃくる黒人の女の子(2歳くらい)をあやし、兄らしき5歳くらいの男の子と指ずもうをしていると、塞いでいた気持ちがいくぶんか晴れる。

 トレントンからアムトラックでプリンストン・ジャンクション駅まで行く(こう書くと簡単そうだが、アムトラック路線図で駅を確認しチケットを買い、車両に乗るまでの一つ一つが大変な苦労だった)。

 プリンストン・ジャンクション駅を下車し、TAXIでプリンストン・ヴィレッジ内のホテルまで行く(20ドル弱)。
 
 ヴィレッジ内は閑静な空気で、広大な敷地内は整備が行き届き、ホテルの前にはきれいな店が十数軒並んでいる。和田毅たち全日本の学生もここに泊っている。

 早速チェックインし、南雲さんは昼寝、私は外に出てチキンカレーを食べる。10ドルぐらいの食事はたいていうまくないが、イタリアン、インド料理は例外でおいしい。

 15時に大型バスで球場へ出発するジャパンの学生を見送る。私たちは17時頃、TAXIでウォーターフロント・スタジアムへ向けて出発。料金は約50ドル。高いが、距離を考えれば仕方がない。

 球場で田辺氏と合流、ゲーム途中でビール(クアーズ)を飲む。うまい! 試合後、ここでも花火大会。豪勢だが、高さがない花火で、ちょっと物足りない。
 
 22時、球場前でピックアップしてもらうことになっていたTAXIに乗ってホテルに帰着。3人でフロント前のラウンジでビール、ウイスキーを飲む。和田たちジャパンの学生は遅くに帰還、早速報道陣の取材を受ける(ご苦労さん)。私たちは午前2時半まで飲み続ける。

         日米大学野球選手権のスターティングメンバー

日  本アメリカ
(8)佐々木正詞(亜細亜大)(D)ヒル
(4)小谷野栄一(創価大)(8)ファルド
(3)松田 宣浩(亜細亜大)(3)オーブリー
(D)後藤 武敏(法政大)(7)クエンティン
(5)村田 修一(日本大)(2)パウエル
(7)竹原 直隆(城西大)(5)ジャクソン
(2)小山 良男(亜細亜大)(7)ウィークス
(6)鳥谷  敬(早稲田大)(4)パターソン
(9)荒川 大輔(亜細亜大)(6)ペドロイア
(1)和田  毅(早稲田大)(1)サリバン

[註]アメリカチームの4番・キャロス・クェンティン(スタンフォード大学)は、ダイヤモンドバックスのドラフト1巡指名でプロ入り。ホワイトソックスに移籍した08年には36本塁打、100打点でブレーク。11年まで4年連続で20本塁打以上を記録し、オールスターには2回出場している。

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