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静清対京都成章

2011年3月25日(金曜日)晴れ 甲子園球場

第83回選抜高校野球大会

静清-京都成章

 静清、野村亮介(投手・右右・187㌢/80㌔)の前評判は高かったが、“超高校級”の冠がつくほど高くはなかった。雑誌などに“県内屈指”とか“本格派右腕”と書かれる程度の前評判だった。試合が始まって“超高校級”の冠がつかない理由がわかった。いかにも地味なのだ。

 小さいテークバック、左肩の開きも少し早い気がする。しかし、試合が進むにつれて良さがしみじみとわかってくる。抜け気味だが大、小2種類の横スライダーにキレがあり、それと対になる130キロ程度のシュートのキレもいい。

 ストレートは当初、押し出すようなリリースに違和感があったが、じきに気にならなくなった。球持ちがよく、高めに抜けてこないのだ。スピードは最速が145キロで、9回には142キロを記録しているようにスタミナにも信頼が置ける。

 ディフェンス面に目を移せば、一塁へのカバーリングが速く、一塁に走者を背負ったときのクイックタイムは1.10~1.19秒と速い部類。最初は地味だと思っていた印象が徐々に変わっていき、最後には凄みさえ感じるようになった。

 この試合を9対3で勝ち上がり、2回戦で当たったのが優勝候補の日大三。結果から言うと1対3で敗れるのだが、強力打線を9安打、3失点に抑えたのは評価できる。

 この試合で良さが目立ったのは、斜めから大きく落ち込んでくるカーブのような球。一時期よく言われた“スラーブ”の球筋で、これが右打者の外角にピタリと決まる。この横の角度は普通の投手には作れない。

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