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明治大対立教大

2013年4月20日(土曜日) 神宮球場

東京六大学リーグ

明治大5-3立教大

 試合開始前から曇天が空を覆い、寒さが身にこたえる。2月並みの寒気は予報されていたが「4月下旬にまさか」となめてかかり、ダウンジャケットをクリーニングに出していた事情もあり、万全の寒さ対策をしてこなかった。せめてホカロンを体中に貼ってくるくらいの対策をしてくるべきだったと後悔したが後の祭り。

 冷たい雨と寒気は選手にも影響を与えたのか、とくに明大は勝ちこそしたが4失策、6与四球と乱れに乱れた。5対0で迎えた7回は2死二、三塁で岡部通織の一塁ゴロを岡大海がトンネルして2失点、9回は先頭・大城滉二の遊撃ゴロを福田周平が一塁に悪送球してから無死満塁のピンチを招き、投手の一塁けん制を岡大海がポロリと落としたスキを突かれて三塁走者が生還して1失点と、3失点がすべてエラー絡みだった。

 名前が2回出た岡大海(4年・右投右打・185㌢/83㌔)は大谷翔平(日本ハム)と同様、投打二刀流で話題になっている選手だ。監督がやらせたいのか本人がやりたいのかわからないが、二兎を追う者は一兎も得ずの喩がある。早い段階で“一刀流”に専念させないと、二刀とも二線級になりかねない。

 もう1人の二刀流挑戦者が明大の先発・山崎福也(3年・左投左打・187㌢/86㌔)だ。ここで、岡と山崎が残した昨年1年間の投打の成績を紹介しよう。

岡  大海

12年春10試合20.2回1勝1敗防御率3.48
13試合打率.3791本塁打10打点
12年秋4試合13.2回1勝2敗防御率3.95
14試合打率.3530本塁打9打点

山崎 福也

12年春9試合52.2回3勝1敗防御率2.05
14試合打率.263本塁打0打点2
12年秋8試合28.2回1勝2敗防御率2.20
12試合打率.0830本塁打1打点

 岡はバッティング、山崎はピッチングの選手だということがわかる。山崎に焦点を当てると、この日の立大戦はよかった。昨年は置きにいっていた腕の振りがこの日はビュンビュン腕を振って140キロ台中盤のストレートを投げ込んでいた。昨年まではバランス型だったのがひと冬越えてストレートを前面に押し出すパワーピッチングに変貌した。

 変化球はカットボール、ツーシームにカーブ、スライダーとひと通り投げ、いずれもボールのキレは及第点。“投手一刀流”に変え、来年のドラフト上位候補に名乗りを挙げたと言っていいだろう。
 ちなみに2年後のドラフト上位候補、高山俊(2年・右翼手・右投左打・181㌢/84㌔)は第2打席でライトオーバーの三塁打を放ち、このときの三塁到達タイムが今季最高の10.97秒だった。大味な展開の中で演じられた好プレーに救われる思いだった。

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