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日本ハム対ヤクルト

2013年3月9日(日曜日)鎌ヶ谷スタジアム 晴れ

教育リーグ

ヤクルト2-1日本ハム

 超大物新人、大谷翔平(花巻東→日本ハム1位)の予告登板とあって、球場に着いたときは一塁側の外周に入場希望者の列がつらなり、その最後尾はライトスタンドの後方の坂道の向うまで伸びていた。鎌ヶ谷スタジアムの収容人員は2400人。バックネット裏で見るのは無理かもしれないと半ばあきらめたが、何とか席を確保することができてホッとした。両軍のスターティングメンバーは次の通りだ。

日本ハム       ヤクルト

佐藤 賢治25歳 川端 慎吾26歳
松本  剛20歳 川島 慶三30歳
加藤 政義26歳 佐藤 貴規20歳
石川 慎吾20歳 松井  淳26歳
近藤 健介20歳 松元ユウイチ33歳
岩舘  学32歳 藤本 敦士36歳
浅沼 寿紀24歳 野口 祥順32歳
宇佐美塁大19歳 水野 祐希26歳
森本 龍弥19歳 石川 雅規33歳
森内 壽春28歳

 
 スタメンの年齢は日本ハムのほうが若いが、プレーの内容はヤクルトのほうが若かったかもしれない。打者走者の各塁到達タイムを比較するとヤクルトのタイムのほうが速いのだ。全力疾走の目安「一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12.3秒未満」をクリアしたのは日本ハムの1人1回にくらべ、ヤクルトは4人7回。とくに由規の弟、佐藤は4打席中3回タイムクリアを果たし、元気のあるところを見せた。

 ポカポカ天気と日本ハムの沈滞ムードが一変したのはゲーム中盤の5、6回。煙霧であっという間に空がまっ茶々になるのと同時に、半袖でもよかったくらいの空気が真冬のそれに逆戻りして寒いこと。そして、最速20メートルとも言われる強風の中、ファン待望の大谷が2番手としてマウンドに上がった。

 代打楠城祐介への初球は糸を引くような快速球。今季から鎌ヶ谷スタジアムのスコアボードは新しく模様替えされ、スピードガンの球速が表示されるようになっている。「152」の数字にスタンドの観客は待ち構えているようにワーッと沸いた。

 大谷のいいところは野球を大して知らない人でも、そのピッチングを見たら「美しい」と思うところだ。左肩の早い開きがなく、その姿はバックネット裏から見るとダラ~ンと横に広がらずシャープに見える。さらに球持ちが長いので、腕を振ってから一拍遅れてボールが飛び出してくるような感覚にとらわれる。こういう美質は天性だけでなく、後天的に作り上げていかないと身に付かない。

 変化球は135キロ前後で斜めに曲がってくるスライダーがある。打てないと思うときもあるが、変化が早いため見極めがつきやすく、見逃されてボールになるときもある。要するに安定しない。しかし、ストレートがあまりにも見事なので、少々キレがないときでもバッターは振ってしまうことが多い。

 このピッチングが一軍の選手に通用するかどうかが見もの。私は十分、通用すると思う。関東地方でそのときがやってくれば、万難を排して出かけて行くつもりだ。

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