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大野対丹生

2011年7月22日(金曜日)くもり 敦賀市総合運動公園野球場 

福井県大会

大野-丹生(にゅう)

ようやく見れた丹生の速球派左腕

 北信越の続きをもう少し。往復1万円強を無駄にしたが、翌日、やはり富山から敦賀にきた。天候は前日とまったく一緒。富山は曇りだが、雨の気配はない。福井に行くにしたがって暗色は濃くなり、敦賀駅前では霧雨のようなものが空中を舞っている。

 敦賀コミュニティバスに乗って球場に近づくにつれて雨が……雨が激しくない。これはやるぞと意気込んでバスの中の人の気配にようやく気づくと、前日は野球観戦の雰囲気がまったくなかった車中が、今日はそれらしき人たちが数人いる。

 敦賀球場には、さらに多くの観客がいた。両翼97m、中堅122mの広いグラウンドを持ち、周囲を見回すと山々に囲まれている。近くにはアトムプラザという原発関連施設まであり、敦賀は原発の町なんだと改めて思った。山々に囲まれているのが意外だったのは、原発=海の発想があったためだろう。

 第1試合のサイレンが鳴り響き、ようやく丹生の左腕・田中優貴が見られる。

 第一印象は、パワー系のピッチャーだということ。右(前)肩上がりがあり、ボールに全体重をかけて押し込んでくるような印象。中日の高橋聡文(中日)がイメージに近い。高橋も北信越の富山・高岡一出身なので、そういうDNAがあるのかもしれない。

 それ以外には、フォームで気になるところはない。早い体の開きも、ヒジの緩みもない。

 投球タイム(始動からフィニッシュまでの所要時間)は、ストレートのときが1.7秒台、変化球のときが約2秒と差がある。ストレートのときの投げ急ぎ(速い球を投げたいという気負い)が連想される。

 そのスピード差がもたらすフォームの違いは見つけられなかったが、プロのスコアラーが見れば一発でわかるはずだ。「0.2秒差」は野球の世界ではとても大きな差である。もちろん直したい。

 ストレートの最速は偵察隊の高校生に聞くと「140キロです」とのこと(5回終了時点)。自己最速145キロは納得できる。

 コントロールはアバウト。高めに浮くことが多い。6回からは6、7分の力に抑えて低めコントロールに気を配る細心さも見せた。ああ、速いばかりの投手ではないんだなと少し安心した。3、4位の指名があってもおかしくないと思った。
 

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