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同志社大対九州共立大

2011年6月9日(木曜日)東京ドーム

全日本大学野球選手権

同志社大対九州共立大

2年後のドラフト1位候補は馬原孝浩2世

 09年夏、甲子園大会1回戦で大瀬良大地(2年・投手・右右・186㌢/82㌔・九州共立大)は長崎日大の投手として、大会ナンバーワン左腕、菊池雄星(現西武)と対戦した。計7回3分の1を投げて被安打8、奪三振3、与四死球1、失点6(自責点4)がそのときの結果である。よくはないが、内容には光るものがあった。

 ゆったりと投げるピッチングフォームに特徴があり、始動からフィニッシュまでの投球タイムはおよそ2.2秒。ストレートの最速は147キロに達し、走者を一塁に置いたときのクイックタイムは1.15~1.19秒。

 変化球は打者近くで落ち込む127、8キロのスライダーのキレがよく、カーブは肩口から放り投げるような軌道に物足りなさがあった。あれから2年たち、大瀬良はどのように変わったのだろうか。

 この日のストレートの最速は東京ドームのスピードガンで148キロ。上々である。スライダーは3種類確認できた。真縦変化は落差大きく横ブレせず、斜め変化は斜めから大きく右打者の外に逃げる軌道を描き、横変化はさらに大きく右打者の外に逃がし、左打者に対しては内角を突く勝負球にもなる。

 この3種類を打者に応じ、局面に応じ使い分けているところに、この2年間の成長が見て取れた。ちなみに、ストップウオッチで確認できた数字は以下の通りである。

投球タイム1.95~2.07秒(高校時代より短くなった)
クイック1.20~1.25秒(高校時代より長くなった)

 今はピッチングのことで手一杯、という様子がこれらの数字から想像できる。

 ピッチングフォームはトップ時でも体が1/4程度開いているのが物足りないが、それ以外で気になるところはない。

 左肩上がりからボールに体重をかけるところなどは、先輩の馬原孝浩(現ソフトバンク)そっくりで、ソフトバンクのスカウト氏にそう言うと、「(仲里清)監督が好きなんでしょ」と笑っていた。

 2年後のドラフト1位候補であることは間違いない。

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