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亜細亜大対国学院大

2013年4月25日(木曜日) 神宮球場

東都大学リーグ

亜細亜大5-2国学院大

 好プレーが続出して非常に楽しい観戦だった。投手では亜大の先発、九里亜蓮(4年・右投右打・186㌢/82㌔)が次のような多彩な変化球を操り、国学院大を7回1失点に抑えた。

*チェンジアップ……120キロ程度の縦変化。ブレーキ鋭い
*スライダー…………120キロ程度の縦変化。横ブレない
*斜めカーブ…………115キロ程度、スライダーに似た変化
*スローカーブ………100キロ程度
*ツーシーム…………130キロ台中盤

 この日のストレートの最速が142キロでも全投球の中でストレート(フォーシーム)が占める割合は低く、とにかく「落として、緩急をつけて」という技巧に持ち味がある大型投手である。

 野手で注目したのは国学院大が1番春田一馬(4年・二塁手・右投左打・177㌢/80㌔)、3番久保田昌也(1年・一塁手・右投左打・175㌢/73㌔)の2人、亜大が4番中村篤人(4年・中堅手・左投左打・178㌢/74㌔)、5番水本弦(1年・左翼手・両投左打)の2人だ。

 春田5打数3安打、久保田4打数2安打、中村篤4打数2安打、水本4打数4安打と、いずれも好結果を残している。ヘッドスピードが速いという以外でも、打席内での動きが小さく、始動、ステップの動きも小さく、粘っこいという共通点がある。投手の投げるボールにうまくタイミングを合わせているというのが安定して打てる選手の特徴である。

 春田、久保田、中村篤は俊足でも目立ち、打者走者の各塁到達タイムでは次のような記録を残した。※以下、[ ]内の数字は打席数。

*春田……[1]二塁打 8.08秒  [3]二塁安打3.97秒
*久保田…[1]三塁打11.06秒 [4]遊撃ゴロ4.14秒
*中村……[1]三塁打11.66秒 [2]二塁打7.95秒

 久保田の11.06秒は、私が今年計測したプロ・アマの中で2番目に速いタイムである。両校とも一塁到達「5秒以上」などのチンタラ走りが0人で、全力疾走のタイムクリア(一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12.3秒未満)は4人6回と上々だった。

 ドラフト上位候補の国学院大の杉浦稔大(4年・右投右打・188㌢/82㌔)は6回投げて被安打11、失点5で沈没した。私にはやはり左肩の開きが早く、物足りなかった。テークバックまでの動きと、投げに行くときスリークォーターに転じる体の使い方にも違和感があり、課題は多いな、というのが素直な実感である。

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