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''黒木 優太''

2016年4月25日(月)川口市営球場

東都大学2部リーグ

立正大-拓殖大

 立正大の先発・黒木優太(4年・右投左打・178㌢/75㌔)の最もいいのは下半身主導で投げられるところだ。ステップする左足がまず先にグーッと前に伸びて、それを追いかけるようにして上半身がゆったりした動きでついていく。投げ始めから投げたボールがキャッチャーミットに収まるまでの「投球タイム」は2.3秒前後。これは涌井秀章(ロッテ)レベルのゆったりしたタイムで、遅い分打者のタイミングを見ながら投げることができる。

 タイミングだけではない。下半身主導のゆったりしたフォームは球持ちのよさにも関係してくる。低めのストレートが伸びる、変化球が打者寄りで変化する、全体的にコントロールが安定する……等々、球持ちのよさがもたらす長所は多く、この日の四球は4個。8、9回に3つ与えたのは課題だが、高めに浮かない球筋の安定感は今年のドラフト候補の中でもトップランクだろう。

 ストレートの速さは自己最速が153キロで、この日は150キロ。8三振中6個はストレートで奪ったもので、そのうち4個は空振り。打者近くでの伸びが実感できる。変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークボールがあり、組み立ての基本になるのはスライダー。キレの鋭いチェンジアップはもっと投げていいと思った。

 一塁に走者がいるときのクイックタイムは1.1秒台前半が多く、一塁だけでなく二塁けん制も小さなボディターンで素早く、ディフェンス全般に対する意識は高い。

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