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''生田目 翼''

2015年6月10日(水)神宮球場

大学野球選手権

城西国際大-流通経済大

 流通経済大の生田目翼(4年・右右・174㌢/76㌔)が東京新大学リーグから全国区の顔になった記念すべき試合である。前年14年5月の杏林大戦でストレートが最速144キロ、9月の創価大戦で146キロを計測し、スライダーのキレにも目をみはったが、2年後のドラフト1位候補になるような大物感はなかった。それがわずか10カ月で様変わりした。

 キャッチャーの返球を受け取ってからボール投げる動作を起こすまでのタイムが約5秒という速いテンポにまず目が行く。変化球は横変化のスライダー、カットボール、カーブにチェンジアップ、フォークボールを備え、この試合っでは逆方向のスライダーとチェンジアップで打者を揺さぶるコーナーワークが冴えまくった。

 ストレートは自己最速155キロを計測し、この城西国際大戦は151キロ、3日後の13日(神奈川大戦)は152キロと、速さを期待するファンを裏切らない。腕の振りがスリークォーターのためか右打者の外角低めに決まるストレートは横の角度が抜群で、神奈川大戦では9回裏に152キロを2回計測しているようにスタミナも備えている。そして、これほどストレートに見どころがあってもノートに変化球のよさを書き込んでしまう。生田目の最大の長所と言っていいだろう。

 さて、この原稿を書いている2016年5月17日現在、生田目は4年春のリーグ戦をここまで全休している。昨年秋に故障したヒジが完治していないためだ。同じリーグのライバル、田中正義(創価大)も右肩故障で春のシーズンは中盤戦から登板していないので直接対決は秋まで待たなければならない。待ち遠しいような寂しいような、妙な気分である。

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